株式会社日本中央会計事務所/日本中央税理士法人
運営管理者:公認会計士 青木 寿幸
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生前に、短期間で会社の株式を子供に譲るだけではなく、その後の事業までも成功させることができる方法を伝授します。
税務署が政策を転換して、「親が子供に財産を贈与して相続税を減らすこと」を簡単にできるようにした相続時精算課税制度を易しく説明します。
財産を調査
スキームを作る
スキームを実行
節税できる事業承継のスキームを用意したとしても、結果的に親族間で争いが起きれば失敗します。親族間で争えば、会社だけではなく、他の財産や株主まで巻き込んで、誰も得をしません。
まずは、みんなで話し合いの場を持って、誰が何を相続するのかを決めましょう。親族であれば、集まるのは簡単です。
その後、それぞれの相続税を計算して、みんなが支払えるのであれば問題ありません。
もし、支払えない場合には、節税のスキームや財産を一部現金化する方法を考えましょう。
事業承継の方法を自分が会社を引退するときに考え始めたら遅すぎます。事業承継が完了してから、辞める時期を考えるのが正しい順序です。
事業承継のスキームは、5年から10年もかけて実行することがあります。それを短期間で実行しようとすれば、無駄な税金を支払うことになったり、スキームの一部が失敗することにもなります。
未公開会社の場合には、社長が「いつまでに事業承継を完了させる」と決定しなければ、絶対に進展はありません。
確かに、事業承継のスキームを作るときには、相続税と贈与税をどれだけ節税できるのかも重要です。しかし、現時点での相続税と贈与税だけに目が行き過ぎてしまい、将来の法人税や所得税が増えてしまうことがあります。
特に、相続税の対策は時間がかかるため、途中で法律が改正されて、相続税の計算方法は絶対に変わります。親族で支払う税金を合計すると、スキームを実行しない方がよかったという結果になってはいけません。
必ず専門家を交えて、将来の親族全員の支払う税金のシミュレーションを行ってください。
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